404などホームページを開いてエラーが出た時の理由と対処法

2016年 08月 31日

インターネットを活用していれば、どなたでもホームページを見ますよね。
そのホームページを開いたときに『404 Not Found』などの文字が出てきて閲覧できなかった!なんて経験はありませんか?

これはホームページにアクセスしたときに何らかの問題があって、正常にホームページが開けなかったときに表示されるものですね。
エラーページと呼ばれていますが、正式には『HTTPステータスコード』と言います。

比較的よく見かけるのは403や404、503辺りではないでしょうか。
今回はなぜこのようなエラーが出るのか、数字の意味は何なのか、対処法はあるのか、について紹介しようと思います!

数字の種類と意味

エラーでよく見る数値は400番台と500番台の数字なのですが、他にも100番台、200番台、300番台の数値も存在します。
しかし100~300番台の数字はエラーを示すものではありませんので、普通にインターネットを活用している分にはお目にかかる事は無いかもしれませんね。

Wikipediaを参照すると

  • 100番台:リクエストを受け取り、処理をしている
  • 200番台:リクエストは受け取られ、理解し、受理された
  • 300番台:リクエストを完了させるには追加の処理が必要(リダイレクト処理)

100~300番台はリクエストに応えるための数値なので、今回は説明は省かせて頂きますね。
400~500番台がエラーに関する数値だという事だけ覚えておいてください。

エラーページ 404 Not Found

404のエラーコードはもしかしたら1番見かけるエラーコードかもしれません。
『Not Found』とは『見つかりません』という意味です。つまりアクセスした場所に「そんなページはない」と言われている状態ですね。
存在しないURLにアクセスをするとこのエラーページが出てきます。

原因としてURLが間違っていたり、アクセス先のホームページが閉鎖しているなどが考えられます。
もしも自分のホームページで404のコードが出た場合は閲覧者に混乱を招きますので、一度URLやリンクの設定を見直す必要がありますね。

エラーページ 403 Forbidden

『Forbidden』とは『禁止』の意味ですね。つまりアクセスを禁止されたページと言う事です。

原因としては非公開のページにアクセスした事が挙げられます。
ホームページの管理者が許可を出さない限り閲覧は出来ないので、どうしても閲覧が必要な場合は問い合わせる必要があります。

ごく稀に管理者とは関係なくサーバーへの過負荷が原因の事もあるようです。
その場合はしばらく時間を置いてからアクセスをすれば正常に閲覧できますが、時間が経っても閲覧が出来ない場合は管理者のアクセス制限がかかっているので諦めるしかありません。

エラーページ 500 Internal Server Error

『Internal Server Error』は『サーバー内のエラー』という意味です。
つまりサーバーにエラーがあり、その結果処理できないという状態ですね。

原因としてはサーバー内で動いているCGIプログラムに問題があり、正常に動作していない事などが考えられます。
もしも自分のホームページでこのエラーが出た場合はプログラムに問題がないか確認をしましょう。
また、他にも.htaccessファイルの記述ミスや、パーミッションの設定などが原因の可能性もあります。

もしも他の方のホームページでこのエラーが出た場合は、管理者が修正を行うまで閲覧をする事は出来ません。

エラーページ 503 Service Unavailable

『Service Unavailable』は『サービスが利用不可』という意味です。
今はサーバーが対応できないのでページを表示できない、という意味のエラーですね。

これはサーバーに対して過負荷がかかると出てくるエラーです。
原因としてはアクセスが一時的に集中していたり、サーバーがメンテナンス中である事が挙げられます。
いわゆる、サーバーが落ちている、という状態ですね。

基本的には時間をおいてから再度アクセスをすれば繋がる事が多いですが、もしも自分のホームページでこのエラーが出た場合は、サーバーに大きな負荷をかける原因が無いかを探しましょう。

エラーについて まとめ

今回は主だったエラーの数値について紹介させて頂きました。
基本的に400番台はユーザーに問題が、500番台はサーバーに問題があってエラーが発生しています。

エラーはそこまで頻発するものではありませんが、いざエラーが発生した時に原因を知らないと、とても不安になりますよね。
今回は簡単な説明になりましたが、エラーの数値の意味を知っていると対処にも役立ちますので是非覚えてみて下さい。