h1~h6の見出しタグを使うときの注意点
2016年 09月 9日
ホームページをコーディングするときによく使うのがh1~h6の『見出しタグ』と言うものです。
これらタグを利用すると文字が大きく太字になり、強調された文字になるのでユーザーの目を引く事が出来ます。
また、見出しタグで設定された文章は検索結果にも強く反映されるようになり、SEO対策にも大事な要素となっています。
しかしこの見出しタグにはルールがあり、それを知らずに間違った使い方をしていると、SEO対策に悪影響を与えてしまうかもしれません。
今回は見出しタグについて、正しい使い方をご紹介しようと思います!
そもそも見出しって?
ホームページにおける『見出し』とは、先ほども紹介したようにh1~h6のタグを利用してhtmlにて記述されたものです。
<h1>長野市信州新町のWeb製作所、ユキネコWEBデザイン</h1>
<h2>h1~h6の見出しタグを使うときの注意点</h2>
<h3>そもそも見出しって?</h3>
<h4>見出しの種類</h4>
<h5>h1の使い方</h5>
<h6>h1タグの更なる活用法</h6>
と、このような記述をします。
見出しタグは、hの後ろの数字が小さいほど重要度が上がります。ですので上記の記述の仕方であれば、このページで1番重要な文章は『長野市信州新町のWeb製作所、ユキネコWEBデザイン』であり、次に重要な文章は『h1~h6の見出しタグを使うときの注意点』という事になりますね。
見出しタグで囲われた文章は検索結果にも反映されますので、このキーワードで検索して欲しい!という文章をはh1やh2といった、数字の小さい見出しタグで囲うと効果的です。
<h1>の使い方
先ほど数字の小さいほど検索結果にも大きく反映されると紹介しましたが、じゃあすべての見出しを<h1>~</h1>で記述すれば良いんじゃないか?と思われるかもしれません。
しかし、この見出しタグには1ページにつき、適切な数が決まっています。
h1タグは基本的に1ページにつき、1回程度にとどめた方が良いでしょう。
昔は1ページにつき1回までと決まっていたのですが、今では必ずしも1個までという訳ではありません。しかしh1タグを増やし過ぎると、どのキーワードがこのページに対して重要なのか分からなくなってしまうので、あまり複数使う事は考えない方が良いでしょう。
h1はそのホームページに対して最も大切なタグです。
このタグで囲われた文章が、検索結果に直接的に影響しますので、基本的にはホームページのタイトルや、ブログであれば記事のタイトルに設定する事が望ましいでしょう。
先ほど例で記述しましたが、このホームページであれば『長野市信州新町のWeb製作所、ユキネコWEBデザイン』となりますね。
また、見出しはちゃんと『見出しにさせたい文章』に使用する事が大切です。
h1やh2のタグで囲った部分は文字が大きくなり強調されますが、この見出しタグを、文字を強調させるという目的で使用してはいけません。
文字の大きさや太さは後からcssで好きな様に変更が出来ますので、ただ文字を大きくしたいから、という理由で見出しタグを使うのは控えましょう。
正しい順番で見出しタグを使う
h1タグの重要性を説明しましたが、他の見出しタグを使用する際も注意が必要です。
最も気を付けなければならないのは、使う順番です。
見出しタグには<h1>から<h6>までありますが、<h1>を使った後にくる見出しは<h2>である必要があります。
<h2>を使用したら次に使う見出しタグは<h3>か、同じ<h2>ですね。
<h3>の次は前後する<h4>と<h2>のどちらかか、同じ<h3>になります。
見出しタグの順番を例で挙げると
<h1>⇒<h2>⇒<h3>⇒<h3>⇒<h2>⇒<h3>⇒<h4>
この様な順番であれば問題ありません。
これが
<h1>⇒<h3>⇒<h2>⇒<h4>
のように、秩序が守られていないとSEOにも悪影響を与えてしまう可能性があります。
ホームページの制作に慣れていないうちは見出しタグの順番を間違えてしまいがちなので、注意してコーディングを行いましょう。
見出しタグについて まとめ
見出しタグのルールについて今回は紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
近年では見出しタグのルールも比較的緩くなってきて、h1タグの複数使用や、順番は完全に順守しなくても検索結果には大きな影響を与えないとも言われてきています。
しかし見出しタグが正しく使われているという事は、そのホームページはしっかりと整理がされているという証明になります。
整理されているホームページとされていないホームページでは、されている方が良いのは明白ですよね。
多少ルールが緩くなっているとは言え、見出しタグは検索に直接影響する要素ですので、しっかりと運用をしたいですね。